BIコンサルタント
中村勇志
2018年中途入社

トップラインの売上を上げるために、DXという手段を使う

CHAPTER 01

データ活用にフォーカスしたDX支援

中村勇志(以下 中村)BIツール ビジネスインテリジェンスというツールがあるのですが、BIツールを先方に入れていただいて、船井総研独自のノウハウという部分、例えば売上の計算式や予算の立て方、商品の分析の仕方といった色々なノウハウがありますので、これをBIツールに落とし込んで先方の情報を分析にかけて、業績を上げるためにどういう商品に注力すべきかとか、最初に買い物をしてくれた方の客単価を上げるにはどういう打ち手が有効かという部分をDX支援のど真ん中にして お手伝いさせていただいております。 基本的にはトップラインの売上を上げるために、DXという手段を使うというイメージです。 我々が行うDX支援と単なるデジタル化の違いでと言うと、一番は抜本的にデジタル化によって売上を上げるための業態に変えていくというニュアンスが含まれるかどうかで分けています。

CHAPTER 02

DX支援によってどのような成果が見られたか

(中村)一言でいうと、「 売上が上がる」 ということなので、とはいえ売上を上げるためであれば、無理にデジタル化をしなくても良いのかなと思っています。 DX支援の面白いところというのは、今現在、業務プロセスがどうなっているのかという部分や売上だけではなくて、売上を伸ばすための業務プロセスを考えて、そこからデジタルのツールを活用して変えられる点が非常に面白く、かつ成果が出てくる部分かと思っています。 なので 「売上」 と 「人時生産性」 とよく言われていますが、労働時間を減らしても売上を上げていき 利益を残していくということが、 DX支援によってもたらされる成果だと思います。 もう一つ、これを成果と捉えるかどうかになるのですが、DX支援は組織にも関わってくることが多いです。 つまり 「DXを推進する組織を社内に持ちましょう」という提案もかなり多く、単純にツールを入れて 時間削減しましょうとか、売上を上げましょうだけでは、それを仕組化するために組織全体を変えていきましょうと行っていくのも非常に面白いですし、やりがいも感じるところです。

CHAPTER 03

DX支援を推進していく中で困難だったこと

(中村)これはたくさんあります。 本当に数えきれないくらいあって、例えば データの管理の仕方が煩雑で欲しいデータが手に入らずどうしようとか、そういった細かいこともあるのですが、やはり一番はDXについて明るくない方が社内にいるケースです。 「このツールを入れるとこうなります」 ということを理解するのも、かなり体力もいることなので提案がなかなか通らず、ずっと検討していることがよくあります。 そうなってくると 船井総研は月次で費用をいただいてコンサルティングをしていくのですが、なかなか意思決定をする現場の方が納得せず進まないということは、困りごととしては あるあるなのではないかと思います。 また、納得感はあるのですが、それを落とし込むとなったときに、社内に受け入れる体制が整っておらずDXに対して 「今のままでいいじゃん」 と考える方は一定数いらっしゃるので 、そういった方々に対して「ツールを導入して使うことで、こんなに良いことが起こる!」 と言っても伝わらない、なかなか動かないという部分はありますね。

CHAPTER 04

船井総研だからこその DX案件における強みとは

(中村)これはやはり何と言ってもマーケティングの部分ですね。 船井総研が一番大事にしている部分で、私も大好きな考え方で「即時業績アップ」 という言葉があります。 これが 他のベンダーやシステム会社とかだと視点として欠けているなと、すごく感じるんですね。 システム会社だと 一人当たり月80~100万とか要望されたシステムを開発することが目的になるかと思うのですが、船井総研はそうではなくて、お客様の売上を上げて利益を残して 会社を存続させていくという部分が一番になってきます。 そうなるとシステムを作った後の活用とか、それを落とし込んでどうやってお客様にアプローチしていくかという部分の戦略・販促といった細かい部分までもご提案しなければいけないと思うんですね。 システム会社との違いはそこにあると思います。 他のコンサルティング会社との違いに関しましては、業種に特化している部分が 船井総研の強みだと思いますので、業種での事例・ノウハウを連携しながら進めることができることは他の会社にはない船井総研ならではのDXだと思います。

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